あなた
- 仕事にやりがいを持てない・・・
- 仕事は好きだけど、時々、疲れてしまって「もう辞めたい」と思ってしまう・・・
- 適応障害・うつと診断されて休職しているが、日々、色々と考えてしまう・・・
このようなお悩みを抱えていませんか?
日々仕事に取り組むなかで、だんだんとできることが増え、それと同時に任されることも増えてきます。そこには、喜びや感動がある反面、時には、色々と辛いことや悲しいことを経験することもあるでしょう。このように、仕事に没頭するなかで、気づかないうちに、自分1人でネガティブを抱え込んでしまい、ふと、「やりがいってなんだろう」、「もうやめたい・・・」と思ってしまうなんてことも。
仕事に疲れてしまったあなた。もしかしたら、周囲の期待に応えようと、完璧な自分を演じようとするなかで、自分らしさを失ってしまっているかもしれません。色々と不安なことも多かった初心を思い出して、自分を見つめ直し、一度、肩の力を抜いてみることをオススメします。
『usaoの先生日記』を読もう!
そこでオススメしたいのがこの本です。
『usaoの先生日記』
著:usao(うさお)
出版社:東洋館出版社
発売日:2021年03月10日
この本を読むことで得られるもの
この本を読むことで、次のようなことが期待できます。
- 優しい気持ちになることができる
- 自分を一番大事にすることを思い出させてくれる
- 「誰しも完璧ではない」と心がフッと軽くなる
- 肩の力を抜いて自分らしく仕事ができるようになる
- 先生のリアルな日常とその気持ちが分かる
この本の概要
この本の概要は次の通りです。
小学校教諭3年目(講師歴4年)のusao先生というひとりの女性の等身大の物語。絵を描くことが好きなusao先生のゆるくほっこりした手書きイラストを使った心温まるマンガになっている。まずはusao先生の教師1年目のお話。教師経験のある人ならきっと誰しもが共感してしまうような失敗エピソードや子どもたちとのあたたかい日常の日々が綴られている。それから「幼稚園・保育園の方が楽しかった」と口にする子どもたちと出会って、何とusao先生は幼稚園の先生にもなる。また、特別支援学級や臨時の中学美術講師の経験もあり、なぜ、彼女が子どもたちの困りや悩みにそっと寄り添えるのか、その理由がよく分かる。また、全校一斉臨時休校で、彼女や同僚たちが抱えていた不安がリアルに伝わってくるエピソードもある。そうして、毎日を全力で駆け抜けていたusao先生は・・・ついに心の病気になってしまう。初めて診療内科に通った話、うつ病の療養中流したさまざまな涙。心が少し疲れてしまった先生たちや、身近にそういう人がいる人には、ぜひ後半を読んでほしい。悲しい、つらい、マイナスな日常も切り取られて語られているが、何より魅力的なのは、usao先生を支える旦那さん(K氏)の存在。大きなくまのぬいぐるみのように広い心でいつもusao先生を受け止めてくれる。がんばれとか、元気出してとか、そんなことは一切言わない。そのままでいい、ありのままでいるだけでいいというメッセージを、ユーモア溢れる言動で毎日伝え続けてくれるのである。
usao先生の等身大で飾らないキャラクターが魅力的。きっと誰しもが「わかるわかる!」と共感できる部分があったり、「こういう同僚いるな〜」と思い浮かぶ人がいたりして、一気に読むことができると思います。何よりusao先生が教師を目指したきっかけが素敵です。「子どもが好きだから」、「親が教師だったから」のようなよくある理由ではありません。彼女は「子どもの感性・エネルギーがどこから来るのか知りたかったから」と語っています。きっと、その探求はこれから先も続いていくのだと思います。読者の方も、usao先生のやわらかい感性のファンになります。
この本を読んだ人の体験談
この本を読んだ人の体験談は次の通りです。
この本を読む前
実は、私自身もusao先生と同じ小学校の教員で、似たような理由で仕事を休職せざるを得ない状況になっていました。心の調子を崩して休職した初期は、「もう自分は先生には向いていない」、「ここで辞めてしまった方がいいのではないか」と後ろ向きなことばかりを考えていました。
この本を読んだ後
この本を読んで、「そうだった、先生っていう仕事はこんなにも心温まる魅力的な仕事だったんだ」と気づかせてくれました。物語を読みながら、これまで出会ってきた同僚や子どもたちの顔が一人ひとり浮かんできて、「自分が歩んできた道は決して間違ってはいなかった」、「少し休憩してエネルギーを貯めてから再スタートをすることも悪くはない」と前向きに考えられるようになりました。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本記事では、『usaoの先生日記』をご紹介しました。少しでも気になった方は、ぜひ、お手にとって読んでみることをオススメします!
この本に関連する悩みごとタグ一覧
- やりがいを持って仕事をしたい
- 自分らしく仕事がしたい
- 教育や子育てのヒントが欲しい
- 教育のあり方について考えたい
- 良い夫婦関係の築き方を知りたい
この記事の情報提供者: 紫織