あなた
- 無理だと思ったら投げ出してしまう・・・
- 自分のやっている仕事に意味や価値を見出せない・・・
- チームでの仕事が苦手・・・、自分一人でやるほうが早いし正確・・・
このようなお悩みを抱えていませんか?
仕事をはじめた時は、社会の役に立とうと一生懸命頑張り、輝いていた自分がいたのに、段々と、時間が経つにつれて、慣れもあり、自分のしている仕事に重要性を感じなくなってくる・・・、というのは、どんな人でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
確かに、慣れるに連れて、毎日、ルーティンのように繰り返される仕事に、疑問を持ってしまうのも無理はありません。
単純作業の連続で、その重要性を信じられないという人はいると思います。しかし、一見、意味のないようなことでも、その積み重ねがいつか大きなことを成し遂げることに必ず繋がります。少なくとも私はそう信じています。この世に意味のないことなんてない、という感覚を持つことが重要です。
『舟を編む』を読もう!
そこでオススメしたいのがこの本です。
『舟を編む』
著:三浦 しをん
出版社:光文社
発売日:2015年03月12日
この本を読むことで得られるもの
この本を読むことで、次のようなことが期待できます。
- どんなに困難なことでも、諦めずに取り組めば、きっと成し遂げることができると思えるようになる
- 時に無意味と思えるような仕事にも意味を見出し、誇りを持つことができる
- チームワークの大切さを知ることができる
- 何ごとにもそこに作り手がいることに気が付くことができる
- 言葉という最も身近な文化の重要性とその美しさを再確認できる
この本の概要
この本の概要は次の通りです。
舞台は玄武書房の辞書編纂部。ここで中型国語辞典「大渡海」の編纂というビッグプロジェクトが企てられる。営業部員の「変わった人」である馬締光也(まじめみつや)は、その大役を、退職がせまった編集者の荒木から託される。ここから言葉の海を渡る航海が始まった。辞書を編む、それは決して穏やかな航海ではなく、時に荒波を受け、転覆しかけたりもする。もう無理だと投げ出したくなるときもある。しかし、執念というべき熱意とチームワークで「大渡海」は完成する。辞書編纂という世界の奥深さ、言葉と真摯に向き合う姿勢が、読む者の胸を熱くさせる。普段、何気なく使っている辞書が、こんなにも多くの苦労の末に生み出されていると知れば、今後、辞書や言葉はまた違った輝きを、私たちに見せてくれることだろう。
こんなの無理だ、と思えるようなことでも、熱意を持ち、仲間たちと協力し合いながら取り組むことでその状況を打破できることを教えてくれます。ひとりひとりの力ではどうにもならないことでも、チームならきっと成し遂げることができる、と思わせてくれます。
この本を読んだ人の体験談
この本を読んだ人の体験談は次の通りです。
この本を読む前
私は地道にコツコツとする仕事が、どうしても好きになれませんでした。好きになれないというか、どうしても「こんなことやる意味あるのかな?」という考えが頭をよぎってしまうのです。そうなるとモチベーションは下がりますし、なかなか前に進めなくなります。結果、その仕事はうまくいかず、上司やお客様に怒られてばかりでした。
この本を読んだ後
地道な努力の積み重ねのみが、大きなことを成し遂げるための方法だと知り、今、目の前にある仕事に意義を見出すことができるようになりました。何をするにもすぐに諦めないこと、困難すぎることでも、仲間の力も借りながら、必死に食らいつき続けることで、いつか必ず実を結ぶと、信じることができるようになりました。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本記事では、『舟を編む』をご紹介しました。少しでも気になった方は、ぜひ、お手にとって読んでみることをオススメします!
この本に関連する悩みごとタグ一覧
- 粘り強い精神力を持ちたい
- 大きな成功をつかみ取りたい
- 胸が熱くなるような経験がしたい
- チームワークを高めたい
- チームの繋がりをもっと強めたい
この記事の情報提供者: なんちゃって読書人