あなた
- 政治の話に疎いまま大人になってしまった・・・
- 民主主義ってなんだ・・・
- ウクライナ侵攻のニュースで耳にする「ネオナチ」ってなんだ・・・
このようなお悩みを抱えていませんか?
正直、政治ってなんだか難しそうでなかなか関心を寄せられないですよね。上司などに政治に関する話題を振られても、「深く理解していないから、まあ、とりあえず、相槌を打っておこう」なんてことも。
政治はとても複雑です。今の政治を理解するには、そこに至るまでの歴史も知らなければ全体像を把握することは難しいのです。そこで、まずは、現代の民主主義を作るきっかけとなった、世界大戦以降の歴史について学びはじめることがオススメです。
『ナチスの国の過去と現在 ドイツの鏡に映る日本』を読もう!
そこでオススメしたいのがこの本です。
『ナチスの国の過去と現在 ドイツの鏡に映る日本』
著:望田 幸男
出版社:新日本出版社
発売日:2004年02月01日
この本を読むことで得られるもの
この本を読むことで、次のようなことが期待できます。
- 政治について興味関心を持てるようになる
- 日本の戦後民主主義発達の流れについて理解できる
- どのように政治と民主主義が結びついているかがわかる
- 第一次世界大戦後から現代までのドイツ政治がよくわかる
- 二元論でなく、多角的な視野を身に付けられる
この本の概要
この本の概要は次の通りです。
第一次世界大戦後から現代に至るまで、ドイツがどのような歴史を辿ってきたかを描き、かつて同盟国だった日本についても政治的眼差しで切り込む本である。まずはじめに、ワイマル共和国の成立と崩壊、次にナチスの台頭とホロコーストへ至ってしまった道のりを描き、最後に戦後ドイツの改革と復興について述べられている。このドイツの一連の歴史を鑑みることで、同じく敗戦国である日本の政治・戦後思想について著者の見解が述べられる。このように過去と比較・検討をすることで、現在日本で行われている民主主義や政治ついて深く考え、多角的な視野を手に入れることができるきっかけとなる本である。
良書ではありますが、発行が2004年と少し古いところが注意すべき点です。しかし、2004年から現在に続く日本の内閣の揺らぎは、まさにナチス政権と同質の揺らぎであり、日本の現代政治を紐解く手掛かりになることに変わりありません。
この本を読んだ人の体験談
この本を読んだ人の体験談は次の通りです。
この本を読む前
この本を読む前までは、政治についてあまり詳しくなく、どのような歴史を辿って今の民主主義政府が作られてきたかよくわかりませんでした。そのため、ニュースで政治についてみても、表面的な部分しか理解することができていませんでした。また、昨今、ロシアが侵略の大義名分として使用する「ナチス」の概念も不明瞭で、情報についていけてなかったです。
この本を読んだ後
この本を読んで私は、現在の政党の成り立ちがわかったため、スムーズにニュースを理解することができるようになりました。また、歴史を振り返ることで、今の情勢を掴むことができるということを知り、政治以外のほかの事象にも応用できるのではないかと考えています。たとえば、仕事において「過去の実績を振り返ることで、今の困難を解決できるかも」と、過去に学ぶことの重要性を体感することができました。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本記事では、『ナチスの国の過去と現在 ドイツの鏡に映る日本』をご紹介しました。少しでも気になった方は、ぜひ、お手にとって読んでみることをオススメします!
この本に関連する悩みごとタグ一覧
- 日本の政治について詳しくなりたい
- 「ネオナチ」を理解したい
- ドイツについて詳しく知りたい
- ものごとを多角的に捉えられるようになりたい
- 民主主義について深く考えたい
この記事の情報提供者: みーちゃん