あなた
- 地域活性化の担当になったけど、何から手をつけていいか分からない・・・
- イベントを毎年開催しているけど、これって本当に意味があるんだろうか・・・
- 特産品の開発ってどこに着目したらいいのだろう・・・
このようなお悩みを抱えていませんか?
これからは「地方の時代」といわれ、自治体、地域企業、一次産業従事者、さまざまな人々が今後の戦略に頭を悩ませています。どの地域も同じような目線で、とってつけたようなイベントや特産品開発に追われていますが、果たして、地域創生につながるのでしょうか・・・。
日本人は「よいものをより安く」という発想は得意ですが、ものやサービス、地域に本来あるべき価値を見出すことがとにかく苦手。どうしたら売れるかの前に、価値をしっかりと発掘し、それを磨きあげて世の中に提示することが重要です。その地域にしかない唯一無二の価値を探してみませんか?
『地域創生のプレミアム戦略』を読もう!
そこでオススメしたいのがこの本です。
『地域創生のプレミアム(付加価値)戦略 稼ぐ力で上質なマーケットをつくり出す』
編著:山崎 朗
編著:鍋山 徹
出版社:中央経済社
発売日:2018年01月31日
この本を読むことで得られるもの
この本を読むことで、次のようなことが期待できます。
- 地域創生の戦略が分かる
- プレミアムな価値の見つけ方を学べる
- マーケットインの考え方が分かる
- 地域の価値を発信する方法を学べる
- 低価格戦略以外の競争力強化の考え方が身につく
この本の概要
この本の概要は次の通りです。
世界に追いつくために、日本は利益を削ってでも「よいものを安く提供する技術」を磨いてきた。しかし同じ時期、生産性の向上によって付加価値を生み出すことに注力してきた欧米と180度向きの違う日本のこの戦術は、世界に追いつくどころかその差をさらに広げ、あらゆるものの価値を毀損することを繰り返してきた。低価格化戦略は結果としてデフレを生み、経済の疲弊を招き、さらに低価格以外に競争力を強化する術が思いつかないという負のスパイラルに陥ったのだ。この影響は地域においてより顕著に表れる。地域が経済的にも精神的にも活性化する好循環を生みだすためには、地域にある「プレミアム」を価値に見合った価格で売るマインドに切り替えるしかないのだ。
ひとつ欲をいうならば、地域住民の生活が改善されなければ地域創生につながらない、という論点についてもう少し詳しく知りたかった気がします。なぜ、地域の付加価値を地域の課題解決に向けて再分配しなければならないのかが分かるとより理解が進むと思いました。
この本を読んだ人の体験談
この本を読んだ人の体験談は次の通りです。
この本を読む前
地域経済を活性化する仕事にある人でも、携わる立場によって何を大切に思うかが大きく異なり、なかなか足並みをそろえることが難しいと聞きました。しかし、どの地域にも価値は必ずあるはずで、それが見えていないことが原因なのではないかと常々考えていました。(宝石も磨く前はただの石ころ、というように。)
この本を読んだ後
「地域には必ず価値があること」これが確信に変わりました。恐らく、地域のみならず、あらゆるモノやサービス、人がそれぞれに「価値」を有していることも強く感じるようになりました。地域分散型社会と口で言うのはたやすいですが、国からのトップダウンではなく地域に根ざしたボトムアップであってほしいと切に願っています。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本記事では、『地域創生のプレミアム(付加価値)戦略 稼ぐ力で上質なマーケットをつくり出す』をご紹介しました。少しでも気になった方は、ぜひ、お手にとって読んでみることをオススメします!
この本に関連する悩みごとタグ一覧
- 地域創生に取り組みたい
- 地域をまとめたい
- モノの価値を見出したい
- 発信力を高めたい
- 日本の未来を切り拓きたい
この記事の情報提供者: へんいち