あなた
- 都心のタワマンに住んでみたいけど、どうなんだろう・・・
- タワマンで子育てするのって、どうなんだろう・・・
- 「住む場所」と「子供の成長」の関係を知りたい・・・
このようなお悩みを抱えていませんか?
都心のタワマンや超高層マンションってオシャレでかっこいいですよね。「私も、いつかは高層階に住んでみたいな」と思う人も少なくはないでしょう。
その反面、実際にタワマンに住んでみるとデメリットも多いと聞きます。エレベーターが混んで地上に降りるまでに一苦労だったり、ベランダが使えなかったり、地震への不安・・・、あとは、管理費や修繕積立金など、お金についても色々と大変そうです。
また、もうひとつ忘れてはならないポイントがあります。
それは、自分(大人)にとってのメリデメ(=メリット/デメリット)だけではなく、共に暮らす子供、あるいは、将来の子供にとってのメリデメはどうか、という視点。
特に、まだ子供がいないと忘れがちですが、タワマンや超高層マンションが母子や育児に対して、どのような影響を与えるのか、どのようなリスクがあるのかも、しっかりと情報収集し、住む場所を選択するための検討材料に含めていくのがオススメです。
『高層マンション子育ての危険』を読もう!
そこでオススメしたいのがこの本です。
『都市化社会の母子住環境学 高層マンション子育ての危険』
著:織田 正昭
出版社:メタモル出版
発売日:2006年02月08日
この本を読むことで得られるもの
この本を読むことで、次のようなことが期待できます。
- 住む場所と子供の成長の関係が学べる
- 高層階がもたらす母子への影響がわかる
- 高層マンションに住むメリット/デメリットを知ることができる
- 自身が住む場所について深く考えることができる
- 地方での子育てについて考えることができる
この本の概要
この本の概要は次の通りです。
高層マンションに住むことは成功のステータスとして認知されているが、子育ての視点に立ったときに、適した環境であると言えるだろうか。高層マンションは都心部に多く、駅が近いことや近所トラブルが少ない、虫が出ない、などの様々なメリットがある。しかし、子育ての視点では、ちょっと遊びに行くのに高層マンションでは都合が悪い。著者のアンケートによると、居住環境について、子どもたちは遊び場へのアクセスが良いことを重視している。しかし、都心に建っていることが多いため、近隣に大きな公園が少なく、また、エレベーター待ちの時間も長くなるため、外遊びが減ってしまう。その結果、子どもへの親の干渉頻度が多くなり、親離れ、子離れが進まなくなる。このように、高層マンションに住む時には、周囲環境や子供の遊び場も考慮に入れることが大切である。
本書の著者が実施したアンケートを中心に、高層マンションにて子育てをする際に気を付けるべきポイントも書かれています。しかし、少し古い本ということもあり、出版当時と現在では、高層マンションを取り囲む状況が、変わってしまっている可能性がありますので、その点については、注意が必要です。
この本を読んだ人の体験談
この本を読んだ人の体験談は次の通りです。
この本を読む前
都心に建っている高層マンションに住むことは、社会人におけるひとつの経済的成功として捉えていました。高層マンションであれば部屋も綺麗で、施設も整っており、交通アクセスが良いイメージを持っていました。さらに、オートロックもあるので、共働き世帯において、子供のお留守番にも良いと感じていました。
この本を読んだ後
大人にとって高層マンションは住みやすいかもしれませんが、子育てという観点ではデメリットが多いことを認識しました。子供にとって、遊びに行くことはとても重要なことです。重要な遊び環境を選択できるのは、住居を決める親次第。そんな住居選択の参考となる本書を読んだことで、高層マンションより、低層住宅または一軒家に住みたいと、新たな考えを持つことができました。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本記事では、『都市化社会の母子住環境学 高層マンション子育ての危険』をご紹介しました。少しでも気になった方は、ぜひ、お手にとって読んでみることをオススメします!
この本に関連する悩みごとタグ一覧
- 良い家を買いたい
- 家を買う判断基準が欲しい
- 良い子育てがしたい
- 良い親子関係を築きたい
- タワマンのメリデメを知りたい
この記事の情報提供者: やきとり