芸術センスが無くても、美術館を楽しみ、そこから何かを得るには?

教育・教養

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あなた

  • 流行りの美術館に行ってみたものの、正直、よくわからなかった・・・
  • 芸術を通して教養を身につけたいけど、アートのセンスがないから、どうしていいかわからない・・・
  • 忙しい日々を過ごしているけど、本当に自分が大切にしたいものってなんだったっけ・・・

このようなお悩みを抱えていませんか?

SNSの流行りにともなって「写真映え」を求め、美術館もより多くの人々が訪れる場所となってきています。ですが、何が何だかわからない作品と出会ったり、面白さを感じられない場合もあるようです。実際、現代美術などに対しては、そこに良さを感じることが難しく、首をひねって「何も得ることができなかった・・・」となってしまうなんてことも。

「自分は美術や芸術と程遠いから、もう行くのをやめよう」と思ってしまう前に、ひとつ伝えたいことがあります。それは、「美術館の捉え方そのものを変えてみると新しい世界が見える」ということ。「美術館を理解する必要はなく、個々人の価値観を持ち、人それぞれ自由に芸術に接していいのだ」と考えることが、解決の糸口になるかもしれません。

『美術館がすごく楽しくなる本』を読もう!

そこでオススメしたいのがこの本です。

『芸術がわからなくても 美術館がすごく楽しくなる本 知識がなくてもできる教養の磨き方』

著:藤田 令伊
出版社:秀和システム
発売日:2015年09月24日

この本を読むことで得られるもの

この本を読むことで、次のようなことが期待できます。

  • 自分の価値観を持つためのコツがわかる
  • 美術を通して教養をどう得れば良いかがわかる
  • 美術館の楽しさがわかる
  • 美術館の役割がわかる
  • 日本全国の美術館の特色についてわかる

この本の概要

この本の概要は次の通りです。

様々な角度で美術館を楽しみ、自身の価値観を育てる
「美術館」と聞くと堅苦しく、少し距離を感じる人もいるだろう。本書は、そのような人向けに書かれた、美術館のガイドブックである。ただ、「美術館ではこうするべきだ」という押しつけは一切なく、「あくまでも美術館をどのように楽しむかは個人の自由である」と述べている。そのため、たとえば、展示物だけでなく、併設されているカフェや庭園でのんびり過ごすこともとても大切。むしろ、そのような時間を美術館で過ごすことにより、普段のせわしない生活から解き放たれた本来の自分が見えてくるのだ。そして、本書で書かれているように、美術館を楽しめば、作品に対する知識というよりも、自分なりの物事に対する価値観や教養が自然と得られるのである。

「美術館をどう楽しむか」という視点で書かれている本なので、絵画や彫刻そのものに対する知識を得たい人にとっては、少し的がズレているかもしれません。ですが、日本のオススメ美術館が100館も載っており、美術館通にも役立つ一冊となっております。

この本を読んだ人の体験談

この本を読んだ人の体験談は次の通りです。

この本を読む前

「美術館は少し気難しく、行くのに気合を入れないといけない場所」という認識でした。また、途中で鑑賞に飽きてしまい、最後のスペースでは惰性で鑑賞をしていました。「自分に芸術に対する知識がもっとあれば、柔軟に楽しめるのに・・・」とも思っていましたが、その知識はどこで得られるのかすら考えたこともありませんでした。

この本を読んだ後

この本を読んで私は、美術館がそもそも「鑑賞者の知識を必要としておらず、鑑賞者自身の価値観を作り上げ、それを掘り下げていく場所」ということが理解できました。そして、作品に対して向き合う姿勢に正解も不正解もないと知ることができたのです。このことは美術のみならず、日常を生きていく上でも同じことだと思い、大切な気付きとなりました。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

本記事では、『芸術がわからなくても 美術館がすごく楽しくなる本 知識がなくてもできる教養の磨き方』をご紹介しました。少しでも気になった方は、ぜひ、お手にとって読んでみることをオススメします!

この本に関連する悩みごとタグ一覧

  • 幅広い教養を手に入れたい
  • 美術についての接し方を知りたい
  • 自分の持つ価値観について改めて確かめたい
  • 美術館の楽しさを知りたい
  • 物事に対する自分の眼をこやしたい

この記事の情報提供者: みーちゃん

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