あなた
- 勉強や仕事でなかなかやる気が出ない・・・
- モチベーションをコントロールできるようになりたい・・・
- 自分だけじゃなく、周囲の人間のやる気も引き出したい・・・
このようなお悩みを抱えていませんか?
本やネットで紹介されているやる気を出す方法を試しても、どれも自分には合わない・・・、といった経験は誰しもが一度はしたことがあるはず。
なぜ、多くの「やる気を引き出す方法」が自分には効果がないのでしょうか?それは、自分の性格や考え方を無視したやり方を選んでいるからかもしれません。
求めているもの、重視すること、成功体験を積んでいるかどうかには、それぞれ個人差があります。そのような状況下で、「誰にでも効くやる気の出し方」は存在しません。
大切なのは、自分に合ったやる気を引き出す方法を知ること。
その第一歩として、「人から褒められたいのか、それとも昨日の自分より成長したいのか」、「最大限の利益を求めるのか、それとも安定感を重視するのか」、「自信があるのか、それとも自信がないのか」の3つの軸から自己分析することが重要です。
『やる気が上がる8つのスイッチ』を読もう!
そこでオススメしたいのがこの本です。
『やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学』
著:ハイディ・グラント・ハルバーソン
訳:林田 レジリ浩文
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2018年05月25日
この本を読むことで得られるもの
この本を読むことで、次のようなことが期待できます。
- 「自分のやる気」や「相手のやる気」の引き出し方が身に付く
- 自分の思考方法を分析することができる
- 自分が仕事で重視していることがわかる
- 自己効力感を上げることができる
- 後輩指導が得意になる
この本の概要
この本の概要は次の通りです。
やる気を高める方法を紹介する本は数多くある。しかし、人の性格や行動がそれぞれ異なるように、やる気の引き出し方にも個人差がある。本書の特徴は、やる気に関する悩みを「8つの性格タイプ」と「3つの軸」に分類し、それぞれに最適なアプローチを提案する点だ。たとえば、「仕事を頑張る理由は何か?」、「誰かに認められたいからか?」、それとも、「理想の自分に近づきたいからか?」、「仕事を通じてスキルを磨きたいのか?」、「失敗を避けることを優先するのか?」、こうした要素が、仕事の方向性やモチベーションに大きな影響を与える。本書を通じて、自分の「思考方法」、「重視すること」、「自信の有無」を確認することで、最適なやる気の高め方を知ることができるだろう。
本書には、3つの軸を基にした性格診断が含まれています。その中で、「破滅的である」とか「問題がある」などと指摘され、がっかりしてしまうことがあるかもしれません。しかし、後半ではしっかりとその対処法を紹介しています。途中で閉じず、ぜひ最後まで読み進めてください。
この本を読んだ人の体験談
この本を読んだ人の体験談は次の通りです。
この本を読む前
巷にあふれる「やる気アップ」の方法を試しては挫折し、かえってやる気を失う・・・、そんな負のループに陥っていました。さらに、仕事で経験を重ねるうちに後輩を指導する立場に。後輩のやる気を引き出そうと褒めたり励ましたりしても、逆効果となり、落ち込ませてしまうという苦い経験もしてしまいました。
この本を読んだ後
本書を読み、自分の性格を分析した結果、「褒められたい」、「利益を求めたい」、「自信あり」というタイプであることがわかりました。一方で、後輩は「昨日の自分より成長したい」、「安定感を求めたい」、「自信がない」タイプ。つまり、後輩を褒めたり励ましたりすることは逆効果だったということです。そこで、指導方法を見直したところ、後輩のやる気が高まり、仕事の上達もスムーズに進むようになりました。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本記事では、『やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学』をご紹介しました。少しでも気になった方は、ぜひ、お手にとって読んでみることをオススメします!
この本に関連する悩みごとキーワード
- マインドセット
- 目標達成
- 習慣化/継続
- 教育/指導
- 自信
この記事の情報提供者: やきとり