あなた
- 辛い経験を思い出して、どんどん気分が落ち込んでしまう・・・
- 悩みを聞いてほしいけど、相手がいない・・・
- 思うようにいかないことばかりで自分を肯定できない・・・
このようなお悩みを抱えていませんか?
「人生、思うようにいかないことばかりだ」と悩み、独りで考えはじめると、どんどんとマイナス思考に陥ってしまうことってありますよね。
生きていると、悩んだり迷ったりするのが人間です。そんな時に話を聞いてくれる人がいれば良いのですが、相談しづらかったり、わかってもらえなかったり、言葉にできなかったり・・・。
そんな時は、そのことから逃げ、忘れてしまいましょう。腹の立つことや、心につっかえていること、悩みや不安、日々たくさんありますが、考えれば考えるほど悪い方向へと進んでいきます。辛い経験は忘れ、前向きに生きていくことが、幸せに生きることにつながります。
『生きることば あなたへ』を読もう!
そこでオススメしたいのがこの本です。
『生きることば あなたへ』
著:瀬戸内 寂聴
出版社:光文社
発売日:2009年06月11日
この本を読むことで得られるもの
この本を読むことで、次のようなことが期待できます。
- 死を通して今生きていることの大切さがわかる
- 人の痛みを理解することができる
- 愛し愛されたい気持ちを理解することができる
- 「別れ」に前向きになれる
- 心を楽にすることができる
この本の概要
この本の概要は次の通りです。
本書は、「わかれ」、「さびしさ」、「くるしみ」、「いのり」、「しあわせ」の5章からなっている。著者・瀬戸内寂聴氏らしい、仏の教えからのことばや、愛や恋について書かれているものが多い。よくある巷にあふれている「ありがちなことば」とは違う説得力があり、自分が考えたことのない捉え方でも、心にスーッと入ってくる。「わかれ」や「さびしさ」、「くるしみ」というマイナスなイメージのことを「必要なもの」と捉え、その経験が価値のあることだとやさしく教えてくれる。仏教の話を引用しているときは、聞きなれない言葉も出てくるが、それ以外は、わかりやすいことばで書かれている。また、「そう思います」ではなく、「です」と言いきっているところが潔くて信頼できる。2、3行の文章や、長くても2ページの文章で構成されていて、文量としても、とても読みやすくなっている。
テレビに出演されていた瀬戸内寂聴さんの説法に感銘を受けたことが、この本を手に取るきっかけでした。その際、彼女の波瀾万丈な人生も取り上げられていて、それでも明るい屈託のない笑顔に魅かれました。それと同時に、辛い経験をしても、人生を楽しんでいる姿に、「自分もあんな風に楽しく生きていきたい」と思いました。「人は幸せになるために生まれてきたのです」ということばには、今でも励まされています。
この本を読んだ人の体験談
この本を読んだ人の体験談は次の通りです。
この本を読む前
私は、昔から自分自身を好きになれませんでした。繊細な性格なのもあり、他人に言われた言葉ですぐに傷つき、うまく行かないことがあるとすぐに落ち込み、考え込んでしまっていました。私は、眠る前に、深く考えごとをしたり、1日を振り返ることが習慣になっているのですが、そんな時間に電話して相談できる相手はいませんでした。
この本を読んだ後
何度も読んでいると、きれいごとばかりでない作者のことばに救われました。自身の経験した辛いことも、「他者の痛みのわかる人間になるために必要なことだった」と前向きに考えるようになりました。「こういった考えを通して、自分を大切にすることが、人にも優しくなれるのだ」と、今では思っています。心の中で自分自身を褒めるようになりました。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本記事では、『生きることば あなたへ』をご紹介しました。少しでも気になった方は、ぜひ、お手にとって読んでみることをオススメします!
この本に関連する悩みごとタグ一覧
- 嫌なことを思い出してしまうのをやめたい
- 自己肯定感を高めたい
- すぐにマイナス思考になる性格をなおしたい
- 楽しく生きたい
- 幸せな人生を歩んでいきたい
この記事の情報提供者: ningyonoyume