あなた
- 自分の伝えたいことがなぜか相手に伝わらない・・・
- 話をちゃんと聞いているのに「聞く姿勢」がなってないと言われる・・・
- なぜ、みんな、自分の話を理解してくれないのだろう・・・
このようなお悩みを抱えていませんか?
「論理的に話す」というのはいつでも求められることですが、意識していてもなかなか難しいですよね。自分ではちゃんと話したつもりでも、結局、伝えたいことが伝わらなかったなんてことは日常茶飯事。
なぜ、自分の話はこんなにも理解してもらえないのでしょうか?話す順番を決めていない?話す習慣がない?色々と原因はありそうですが、最も根底にあるのは「他者意識を持っていない」ということ。
「自分の話は伝わらない」と思っている方は、なんとかわかってもらおうと、より多くの知識を詰めて話したり、言う必要のない情報を入れて話したり、という工夫をしがちです。
そのような思考をガラリと変えて、まずは「そもそも相手は自分のことを何にも知らない」という「他者意識」を持つことで、あなたの話は飛躍的に伝わりやすくなります。
『出口汪のマンガでわかる論理的に話す技術』を読もう!
そこでオススメしたいのがこの本です。
『出口汪のマンガでわかる論理的に話す技術 絶対に伝わる話し方のコツ』
著:出口 汪
出版社:SBクリエイティブ
発売日:2018年01月18日
この本を読むことで得られるもの
この本を読むことで、次のようなことが期待できます。
- 説得力が身に付く
- 相手に伝わる話し方が身に付く
- 論理的に話す力が身に付く
- 「相槌」が相手の話を引き出す有効な手段ということがわかる
- 「自分の常識は誰かの非常識」ということが学べる
この本の概要
この本の概要は次の通りです。
論理的に話す技術は、「他者意識」を持つことから始まる。他者意識とは、分かり合えない意識のことで、人間は、親子であっても別々の肉体を持ち、別々の経験をしている。そんな親子でさえもかんたんには分かり合えないので、「自分の事は誰も知らない」という前提を持っておかないと、論理的な話し方はできない。その前提を持ったうえで、①前フリ、②結論、③理由の順番で話すと論理的に伝わる。①前フリは相手の注意を引きつけ、「これから大事な話が始まるんだな」と思ってもらえる。次に、②結論を言うことで、聞き手はそれを意識しながら、その後の話を聞けるので、より理解しやすくなる。そして、最後に具体的なデータを示した後、そこに、③理由づけをすることで、筋道立った話し方ができ、理解されやすくなる。
「論理的」と聞くとなんだか難しそう、と思いがちですが、マンガでのストーリー形式なので、非常に読みやすい本です。1章から3章の構成になっており、章ごとのマンガの終わりには活字本のように解説が入るので、理解しながら楽しんで読み進めることができます。
この本を読んだ人の体験談
この本を読んだ人の体験談は次の通りです。
この本を読む前
話の筋道が立てられていないため、話が全く伝わりませんでした。上司に報告する度に「で、結局何が言いたいの?」と言われてしまい、なぜ、自分の話は伝わらないのかと葛藤の日々を過ごしていました。自分主体の話し方で、相槌もできていなかったので、家族や友人との日常会話においても「ほんと、人の話聞いてないよね」と言われていました。
この本を読んだ後
「他者意識」を常に念頭に置くことで、話を理解してもらえるようになりました。お客様とのやり取りを上司に報告する際も、前フリ・結論・理由づけの順で説明しています。相手は自分を知らないという前提で、同じ土俵に立って話すことで、「伝わる話し方」ができるようになりました。話を聞く際も相槌をうったり、話し手の発言をオウム返しするテクニックを実践することで、最大限、相手の話を引き出すことができています。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本記事では、『出口汪のマンガでわかる論理的に話す技術』をご紹介しました。少しでも気になった方は、ぜひ、お手にとって読んでみることをオススメします!
この本に関連する悩みごとタグ一覧
- 論理的に話せるようになりたい
- 話を簡潔に伝えられるようになりたい
- 聞き上手な人になりたい
- 上司を説得できるような話し方を身に付けたい
- 論理的で分かりやすい文章を書けるようになりたい
この記事の情報提供者: マル