あなた
- 発達障害の方との関わり方がわからない・・・
- 子どもが発達障害の診断を受けて悩んでいる・・・
- 発達障害をどのように捉えれば良いのだろう・・・
このようなお悩みを抱えていませんか?
今は10人に1人は発達障害と言われている時代です。まずは、発達障害について知ること・学ぶことからはじめましょう。そのなかで、環境調整や行うべき配慮が見えてきます。その人がその人らしく成長していく周囲の環境や配慮があれば、生きづらさは減っていくと考えています。
『ぼくらの中の発達障害』を読もう!
そこでオススメしたいのがこの本です。
『ぼくらの中の発達障害』
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著:青木 省三
出版社:筑摩書房
発売日:2012年11月05日
この本を読むことで得られるもの
この本を読むことで、次のようなことが期待できます。
- 発達障害の診断基準がわかる
- 発達障害の人との関わり方を学べる
- 対人援助職としての心構えが学べる
- 当事者の方の悩みに対してのアドバイスを知ることができる
- 著者の事例から、現場の雰囲気が感じることができる
この本の概要
この本の概要は次の通りです。
「発達障害とは何か?」を深く考えるための一冊
「人とのやり取りが苦手」、「こだわりが強い」など、発達障害とは病気なのか?といった疑問に関して、精神科医の著者がさまざまな考察をしている。発達障害には特性が存在し、たとえば、自閉症であれば「こだわり」といった特性、ADHDであれば「多動」といった特性がある。時に、そういった特性が生きづらさを生んでしまうことは事実である。しかし、それは誰にでも存在しているものでもある。定型発達(発達障害ではない人)と発達障害の間には「文化」の違いがあり、その壁は私たちが作り出してしまっているのかもしれない。相手の立場を知ることから始め、皆が助け合える世界を目指したいといった著者の思いが伝わる一冊。
「人とのやり取りが苦手」、「こだわりが強い」など、発達障害とは病気なのか?といった疑問に関して、精神科医の著者がさまざまな考察をしている。発達障害には特性が存在し、たとえば、自閉症であれば「こだわり」といった特性、ADHDであれば「多動」といった特性がある。時に、そういった特性が生きづらさを生んでしまうことは事実である。しかし、それは誰にでも存在しているものでもある。定型発達(発達障害ではない人)と発達障害の間には「文化」の違いがあり、その壁は私たちが作り出してしまっているのかもしれない。相手の立場を知ることから始め、皆が助け合える世界を目指したいといった著者の思いが伝わる一冊。
2012年に出版された本なので、発達障害に関しての知見で古く感じられる箇所はあります。しかし、発達障害の方々と真摯に向き合い、援助してきた著者の思いが感じられる一冊となっています。10人に1人は発達障害と言われている世の中、誰が読んでも学びを得ることができるのではないかと思います。
この本を読んだ人の体験談
この本を読んだ人の体験談は次の通りです。
この本を読む前
当時は、駆け出しの臨床心理士でした。大学院で学んだ知識を現場で活かすことができませんでした。ひたすら、子どもの行動に「なんでこうなるんだ?」といった落胆に満ちた疑問を抱いていました。
この本を読んだ後
子どもとの関わり方が変わりました。本を読むことで、子どもたちの見ている世界を考えるようになりました。子どもの特性を理解してあげることで、子どもたちとも仲良くなることができました。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本記事では、『ぼくらの中の発達障害』をご紹介しました。少しでも気になった方は、ぜひ、お手にとって読んでみることをオススメします!
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この本に関連する悩みごとタグ一覧
- 発達障害について知りたい
- 対人援助のスキルをあげたい
- 心理臨床家としての心構えを知りたい
- 今の自分を変えたい
- 発達障害のわが子とどのように関わればいいか知りたい
この記事の情報提供者: ぼのぼ