よく「変わった人」と言われるという悩みを、自分の「強み」に変えるには?

教育・教養

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あなた

  • 自分は「社会不適合者」だ・・・
  • 自分の意見を言うのが苦手・・・
  • 少数派で肩身が狭い・・・、生きづらい・・・

このようなお悩みを抱えていませんか?

「普通」、「一般的」、「常識」とされることや、性別ごとの役割、世間の流行・・・、特に日本は、こういった同調を重視する文化にあるように思います。

たとえば、「男なんだから泣くな」、「女だから家事をやれ」、「親の言うことは絶対」、「学校を卒業したらサラリーマン」なんてセリフは、誰かの口から一度は耳にしますよね。

このようなセリフと共に私たちが「同調」に屈する理由は、「安心できるから」です。「みんなそうだから」、「普通だから」と、わざわざ新たに考えることを必要とせず、波に乗って過ごすことができ、面倒な対立を生まず、楽に生きることができます。

しかし、その反面、なにかを変えるような考えを生み出すことはできません。

常に少数派であるべきとは言いません。ただ、「少数派」や「マイノリティー」の存在があることで、どのようなメリットがあるのか、逆に、そういった人たちを強く批判することにどのようなリスクがあるのかを知り、もし、自身が少数派となった際には、それを強みと捉えられるような考え方を身につけておくのをオススメします。

『同調圧力にだまされない変わり者が社会を変える。』を読もう!

そこでオススメしたいのがこの本です。

『同調圧力にだまされない変わり者が社会を変える。』

著:池田 清彦
出版社:大和書房
発売日:2015年06月01日

この本を読むことで得られるもの

この本を読むことで、次のようなことが期待できます。

  • 「同調圧力」とはなにかを再認識できる
  • 反対することの大切さを知ることができる
  • 多数決の危険性を知ることができる
  • 胸を張って自分の意見を言えるようになる
  • イノベーションを起こすきっかけを作ることができる

この本の概要

この本の概要は次の通りです。

マイノリティーが社会に変化を起こす
日本では物事を決定する際に、「多数決」や「同調」が重要視される傾向にある。これにより、スムーズな決定ができる一方で、革新的なアイデアが生まれにくくなっているという側面もある。たとえば、日本の医療では、多くの人に効果がある薬しか保険適用されず、新しい治療法が生まれずに停滞している。また、多数派がいつまでも多数派であることも疑わなければならない。たとえば、昭和の時代には、たくさんの人が喫煙していたため、喫煙者がバッシングされることはなかったが、現代では喫煙者の方が少数派となり、バッシングの対象となっている。つまり、現在は多数派に属していても、将来的には少数派となる可能性があるということ。物事を決定する際に、「多数派だから正しい」、「みんなと同じ意見だから正しい」という考えに囚われるのではなく、現在の少数派の意見にも真摯に耳を傾けてみる姿勢が重要であることを教えてくれる1冊。

本書では、「世間的に正しい」、「一般的」などの同調圧力について否定しています。自分が意見に流されている、自分で決めたくないと思っている人には、やや厳しい内容かもしれません。ですが、「こんな考え方もあるんだ」と視野を広げる意味で、一度は手に取ってみるのもオススメです。

この本を読んだ人の体験談

この本を読んだ人の体験談は次の通りです。

この本を読む前

会社の会議や友人同士でなにかを決めるときに、自分が少数派の場合、自分の意見を言うことができず、反対に、自分が多数派の場合は、少数派の意見を切り捨ててしまっていました。後から思い返してみると、私は、自分が「普通」であり、「他の人たちと同じ」であることを無意識に選択している状態にありました。

この本を読んだ後

しかし、本書を読むことで多数派であることのリスクと少数派意見を持つメリットを知ることができました。その結果、日本社会では少数派であることが有利に働く場面が多くあることを知りました。さらに、自分の価値観を照らし合わせて選択することが大切であると考えるようになり、無意識に多数派意見に流されることを避けるようになりました。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

本記事では、『同調圧力にだまされない変わり者が社会を変える。』をご紹介しました。少しでも気になった方は、ぜひ、お手にとって読んでみることをオススメします!

この本に関連する悩みごとタグ一覧

  • 自分に自信を持ちたい
  • 自分の意見を言えるようになりたい
  • 自分の軸を持ちたい
  • 他者を尊重したい
  • イノベーションを起こしたい

この記事の情報提供者: やきとり

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